大瀧神社

     大瀧神社(おおたきじんじゃ)・岡太神社(おかもとじんじゃ)
     御祭神 國常立尊(くにのとこたちのかみ)
         伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
         川上御前(かわかみごぜん)
     鎮座地 福井県越前市大滝町
    

    推古天皇の御代(592ー638)に大伴連大瀧の勧請によってはじまり、
    中世は白山信仰霊場として栄えたが、織田信長一向一揆討伐により焼失。
    その後領主となった丹羽長秀や、初代藩主・結城秀康などの崇敬篤く、
    焼失した社殿が再建されたとの事。

    大瀧神社には、権現山の頂上にある奥の院とその麓に建つ国の重要文化財の下宮があり、
    奥の院には紙祖神岡太神社と大滝神社の両本殿が並び建ち、下宮はこれを併せて祀っています。
    紙祖神岡太神社は、1500年ほど前この里に紙漉きの技を伝えた川上御前を
    全国で唯一の紙祖神として祀っているのだそうです。


     鳥居    
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     立ち並ぶ灯籠
     なんだか圧倒されてしまいました。
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     神門
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     神門から覗く拝殿
     ただならぬ気配を感じつつ気分を落ち着かせました。
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     角度を変えて見た拝殿~♪
     屋根に特徴があります。
     本殿と拝殿が屋根で繋がった複合社殿で
     連なる山のようにも見える複雑な形状でした。
     初めて見る屋根の形状と全体の美しさにしばらく見とれてしまいました。
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     更に角度を変えて本殿です。
     ちょうど雪囲いを施す一歩手前の状態でした。
     鉄骨で囲われてましたが、彫刻はなんとか鑑賞できました。
     あと数日遅かったら、ビニールシートで覆われてしまっていた事でしょう。
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     拝殿彫刻
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     木鼻
     龍の上半身が焔を纏っています。
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     天保14年に社殿建築の粋を集めて再建されたもので
     昭和59年に里宮の本殿・拝殿がその歴史・記録の確かさと
     建築の美しさを認められ、国の重要文化財として指定を受けたそうです。

     福井県では今回一番興味があった神社で、
     雪囲いを設置される前に参拝できた事がうれしかったです。
     この神社の存在を教えてくれたFummyさん、Keiさんに感謝します。