丹生川上神社中社

丹生川上神社中社(にうかわかみじんじゃちゅうしゃ)
御祭神 罔象女神(みつはのめのかみ)
鎮座地 奈良県吉野郡東吉野村

丹生川上神社は本来は一社ですが、
現在、三つの神社が丹生川上神社を名乗っています。
それぞれ上社、中社、下社と呼ばれており、

三社を合わせて官幣大社丹生川上神社と呼ばれていたのだそうです。
その辺の話はちょっと長いので上社と下社の時に少し入れます。



高見川沿いに鎮座。
稚児柱が黒く塗られている両部鳥居が印象的でした。

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手水社も立派なものです。
参拝客はそれほど多くなさそうですが、とても清潔にされているようです。

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龍の手水口

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最近はこのタイプの拝殿にも慣れてきました。
背後にせまる深い森に抱かれるように鎮座されていて神域という感じがしました。

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御本殿拝所から本殿を見たところです。
石の階段でつながっていますね。

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外側から見るとこんな感じで、本殿はほとんど見えていません。
本殿と拝殿をつなぐ屋根も急な角度でした。

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丹生川上社は祈雨、止雨を始め朝廷からも篤い崇敬を受けていたのだそうですが、
中世以降、朝廷の衰微に伴いその所在も不明となったのだそうです。


明治時代までは蟻通神社と名乗っていたそうですが、
その後の調査により、丹生川上神社であったことが立証され
大正11年に現在の三社を一括して官幣大社丹生川上神社とする事になったのでした


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前日の雨で濁っていた流れも普段は心地よいせせらぎなのでしょう♪