日光東照宮再訪 その1

日光東照宮再訪しました

ここは説明の必要はありませんね。
徳川家康公が東照大権現として祀られている神社です。
平成11年12月「世界文化遺産」に登録されました

平日ということもあり、混雑しないだろうと予想していたのですが
梅雨入り前で小学生の修学旅行シーズン真っ只中でした。
どうなることやら...。


まずは参道です。緩やかな上り坂になっていて少し息が切れますが
静かなよい雰囲気です。

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鳥居は高さ9m、柱の直径1.2mで花崗岩で造られた日本一の石鳥居。
黒田藩52万石の藩主、黒田長政が奉納したもので石材は九州から切り出され運ばれたそうですよ。

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鳥居の柱に刻まれた『黒田筑前守藤原長政』の文字

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鳥居をくぐると左手に建てられている五重塔
神仏習合の名残が東照宮では多く見られます。

久能山東照宮の物は取り壊されてしまったようですが
こちらは残されたようですね。高さは約35m

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最上層の垂木だけ扇状になってるのわかりますか?

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ここからは入り口で購入したチケットを見せないと入れませんよ。


最初の人気スポットの神厩舎(しんきゅうしゃ)。
つまり馬小屋ですね。(全体の写真は諸事情により撮れませんでした。)

ここはあの三猿の彫刻がある建物なのです。
人間の一生を風刺して、猿の「誕生から妊娠」までの一生に、置き換えたものだそうで、
全部で8枚もあるんです。


1枚目
『母猿が小猿の幸せな未来を願う』

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2枚目
あの有名な『見ざる 言わざる 聞かざる』です。
ここだけ記念撮影で大繁盛していました。
『子供のころは悪い事を見たり・言ったり・聞いたりしない』

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3枚目
『一人立ち』
この彫刻だけ猿が一匹しか彫られていません。
幼少期から少年期になるところ。

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4枚目
『青年期』
二匹の猿が上を見上げ青雲の志を抱く。

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5枚目
『友情』
挫折した友人を慰めてます。
人生いろいろありますって。

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6枚目
『恋愛』
結婚するのか雄猿は考えている。

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7枚目
『結婚生活』
二人手をとりあって荒波を乗り越えて行く
やけに手が長いとか、思っても口にしてはいけません。

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8枚目
『子供を授かる』
そして1枚目に戻るという壮大なストーリーとなっています。

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ここまで人が写ってる写真は一枚も無いのですが
境内がどんな状態だったかというと...。これでもほんの一部です

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このあとも彼らと共に行動する事になりました。

その2へ続く