月読神社

月読神社(つきよみじんじゃ)

御祭神
月読尊

鎮座地
京都府京都市西京区松室山添町



松尾大社から南へ数百メートルの所に鎮座されています。
延喜式神名帳では「葛野坐月読神社」と記載され、名神大社に列せられていたようですが、
松尾大社の勢力圏内にあり、明治10年(1877年)3月21日に松尾大社の境外摂社と定められたのだそうです。

ここまでの道は狭いながらも、駐車場完備で私には嬉しい神社です。
胸を張って駐車し、参拝へと伺いました。

イメージ 1





鳥居をくぐると正面に山門が出迎えてくれます。
本柱の後ろに控柱を設け、その上に切妻屋根を組み込んだ物で薬医門に分類されるものです。


イメージ 2





そして、手水鉢には見慣れない文字が刻まれていました。
解穢(かいわい)とは、けがれを解くという意味で【解穢の水】と呼ばれているそうです。
かなりの名水なのでしょうが、飲用できませんとの事。木の根元から流れ出ている事にびっくりです。

イメージ 3





今でこそ境外摂社といわれておりますが、きちんと拝殿も備えてあります。

イメージ 4





それほど大きくはない本殿ですが、
周りの木々に包み込まれるように鎮座されてる姿に古社の風格が感じられました。

イメージ 5





こうして境内を見回してみるととても綺麗に整備されている事に気付きます。

イメージ 6



松尾大社とは対象的に参拝客も少なく、
静かな佇まいで落ち着いた雰囲気のする神社でした。

境内には有名なチャボが一羽生息してるとの情報がありましたが
この日はどうやら不在だったようです。