日吉大社再訪

平安京遷都の際には表鬼門に当たることから
都の魔除・災難除を祈る社として崇敬を受けてきたのです。


前回は雨の中の参拝でしたが、今回は晴れて良かったと思ってみたものの、
7月末の参拝だったので暑さは尋常ではありませんでした。 前回の記事


まず、西受付から境内に入って行きます。
境内には時代劇の衣装を着た方々が撮影をされていて
【走井橋】(写真の橋の奥に掛かっています)へは行けない雰囲気。。。あえて写真も撮っていませんが、
せっかくなので【大宮橋】の下で涼ませていただきました。(笑)  水が冷たくて気持ちよかった♪

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参道を進んで行くと、おなじみの山王鳥居に出迎えられます。

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西本宮楼門前にある【祇園石】
牛頭天王が宿る磐座として崇められており、この石に溜まる水で目を洗うと良いとされているとか。
でも、水が溜まる窪みは限られていますね。

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西楼門では、前回見忘れていたサルの彫刻を捜して見ます。

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四隅に一匹づつ彫られているのを確認。
よく見ないと分からない目立たない存在~。

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西本宮本殿です。

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正面から見ると入母屋造にみえるのですが、
後ろ側は庇が切り落とされ、左右の庇が縋破風(すがるはふ)になっているのが特色。
別名【聖帝造】と呼ばれ、全国でもここにしかないのです。

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宇佐宮、白山宮を参拝して東本宮へ向かう途中に神輿収蔵庫があります。
おっ!と思ったら、大河ドラマ平清盛(見てる方いますか?)で比叡山の僧侶が強訴で担ぎ出してきた神輿。
清盛は追い払うために神輿に向かって矢を放ってしまったのです。

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そして東本宮は修復中。
こちらには重要文化財でありながら、痛みの激しい建築が多いので嬉しく思うのです。

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本殿奥からは御神水が引かれてきていましたので、ありがたく戴いてきました。
水の豊富な土地であることが伺えますね。

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東本宮を後にすると参道の様子がちょっと変???
撮影のセットとして使われていたみたいでした。

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前回は雨、今回は暑さで奥宮への参拝は断念。。。
この次こそと思いつつ京都市内へと戻りました。