護王神社再訪

今回、京都での最後の参拝となった護王神社
御祭神の和気公(和気清麻呂公命)はイノシシと関わりが深い事で知られています。

奈良時代末、法王で権力を振るっていた弓削道鏡が、
「道鏡を天皇にせよ」という宇佐八幡のご神託があったとして天皇になろうとたくらみます。
和気公は称徳天皇に命じられて、そのご神託の真偽を確かめるため宇佐八幡へ赴き、
ご神託が偽物であることを報告しちゃいます～。

すると、野望をくじかれた弓削道鏡は激く怒り、和気公を大隅に流罪としてしまいます。
その途中、暗殺を謀って送られた道鏡の刺客に襲われますが、
300頭に及ぶイノシシに守られ、難事を救ったそうです。よかった♪

手水口とか、

屋根の上だったり、

気の根っこで作ったオブジェのようなものまで。

境内のいたるところにイノシシがいて、現在でも和気公を守っているのでした。