一瓶塚稲荷神社

一瓶塚稲荷神社(いっぺいづかいなりじんじゃ)

鎮座地
栃木県佐野市田沼町


御祭神
豊受姫神(とようけひめのかみ)
猿田彦神(さるたひこのかみ)
大宮能売神(おおみやのめのかみ)
久久能智神(くくのちのかみ)
草野姫神(くさのひめのかみ)



群馬県から一時的に栃木県に入りました。

こちらの神社、藤原秀郷が鎌倉松岡稲荷大明神の分霊を勧請したのが始まりと伝えられています。
しかしながら、御祭神が稲荷様っぽくない。。。稲荷様を勧請してるのに~。
その辺りは詳しく調べておりませんので、ご存知の方がいらしたら教えてください。

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境内に佇む銅製の鳥居は国指定重要美術品。。。んっ?   美術品?
鳥居は建造物ではないのですね。足元に狛犬が居るんですけど、写真は撮り忘れました(笑)

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拝殿は銅板葺の入母屋造
どっしりとして風格ある佇まい。

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向拝の龍もすごかったけど、

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海老虹梁がやっぱり好き♪
この辺りは良いもの見れます~

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額が奉納してあったのですが、これはたぶん石で作られていると思う。それとも鏝絵のような物なのかな?
写真だと読めないけど、●●石材店って書いてあったのでね。。。
神功皇后と赤ちゃん(応仁天皇)を抱いてる武内宿禰でした。

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本殿は真後にも唐破風と千鳥破風を備えた豪華な造り。
なんかすごいよ!

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胴羽目は西王母と玉巵でしょうか?

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反対側は不明ですけど、馬に乗って龍と戦っているようです。

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見づらいけど、全体の感じです。彫刻が多く施されておりました。

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最後は境内社西宮神社だったかな?
自然石の上に建てられており、複雑な組物により大きな屋根を備えてるのが特徴的でした。
小さいながらもしっかりとした造り。三面に彫刻があったようですが、現在は欠落してるみたいですね。

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組物をこうして下から見上げるようになってしまうと、かなりのマニアですね。(笑)

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こういう境内社が見れるところは多くはないので、とても感動です!
機会があったら再訪したいと思いました。