下御霊神社

下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)

御祭神  

吉備聖霊(きびのせいれい)
崇道天皇(すどうてんのう)
伊予親王(いよしんのう))
藤原吉子(ふじわらのよしこ)
藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)
橘逸勢(たちばなのはやなり)
文屋宮田麻呂(ふんやのみやたまろ)
火雷天神(ひらいてんじん)

鎮座地

京都市中京区下御霊前町


社伝によれば、大同2年(809)不運のうちに亡くなった伊予親王とその母の藤原吉子の霊をなだめるために、
承和6年(839)に創建されたといわれています。
当初、出雲路(上京区)にあり、御霊神社の南にあったことから下御霊神社と呼ばれるようになったといわれ、
以後、社地を転々とし、天正18年(1590)豊臣秀吉の都市整備により当地に移転してきたそうです。


築地塀がめぐらされた中に静かに鎮座されていました。
御霊神社っていうと怖いイメージがありますが、そんな気分にはならずに参拝できました。

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門をくぐると、いたって普通の神社という感じです。
そんなに広い境内ではないので、拝殿が近いです。

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こちらの神社でも水を汲んでいかれる方が見受けられました。
梨木神社と同じ水脈なのだそうです。

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御霊とは非業の死を遂げた人の霊のこと。
奈良時代末から平安時代にしばしば疫病が流行、それを御霊の祟りであるとして
その怨霊を鎮めるために祀ったのが御霊神社であるそうです。

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さて次は丸太町通りを東に向かって行きます。