瀧尾神社

瀧尾神社

御祭神
大国主命(おおくにぬしのみこと)

鎮座地
京都市東山区本町


創建年代は不詳。天正14(1586)年10月に、
豊臣秀吉方広寺大仏殿を建立したのに伴い、現在地に遷座したのだそうです。

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京阪本線東福寺駅の北側の住宅街にひっそりと鎮座されており、
観光客も訪れる事の少ない神社ですが、京都有数の装飾彫刻があるという事で訪れました。

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まず、拝殿の天井に配された長さ8mの龍は、全身をくねらせ今にも動き出しそうな雰囲気。
出来が良かった為、夜に抜け出し、近くを流れる今熊野川に水を飲みに行くという噂が広がり、
天井に網を取り付け、自由に動けないようにしたのだそうです。

どこかで聞いたような話ですが、各地に同じような言い伝えがあるのでしょうね。

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続いて拝所です。


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軒下の鳳凰

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彫刻は九山新太郎の手によるもの。京彫刻の九山家は東本願寺なども手掛けられたのだそうです。
これほど豊富に施された彫刻装飾は、京都市内でも珍しいですね。
中央に付いてるのは???

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象だった。

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こちらはなぜか猿の象に目がいってしまいました。

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一間社流造りの本殿は【北山貴船奧院御社旧殿】を移築改築したもの。

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昭和59年に拝殿・拝所・幣殿・東西廊・手水舎などが京都市指定文化財となったそうです。