護王神社

護王神社(ごおうじんじゃ)

御祭神
和気清麻呂公命(わけのきよまろこうのみこと)
和気広虫姫命(わけのひろむしひめのみこと)

鎮座地
京都府京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町

京都御苑の西側烏丸通り沿いに鎮座
洛西の高雄山神護寺の境内に和気清麻呂公の霊社として祀られて
いたそうですが、確かな創建年は伝えられていないのだそうです。

古くから「護法善神」と称されていましたが、嘉永4年(1851)、孝明天皇は和気公の
歴史的功績を讃えて正一位護王大明神の神階神号を授けられ、明治7年(1874)、
護王神社」と改称して別格官幣社に列せられました。

イメージ 1





和気清麻呂が宇佐へ配流の際に、道鏡から送り込まれた刺客に襲われたのを、
突如現われた300頭の猪によって難事を救われたとの伝説から、
明治23年(1890年)から狛犬の代わりに「狛猪」が置かれており、「いのしし神社」の俗称もあるのです。
見た目怖い顔つきの猪です、後ろ足の筋肉がすごい!

イメージ 2





手水口も猪です
よく見ると前足に比べて、跳ね上げた後ろ足が短い...と思う。

イメージ 3





拝殿の前にも猪が

イメージ 4





5月に参拝した神社だったのですが、行方不明になっていた写真データを奇跡的に発見し、
記事にする事ができました。

イメージ 5



社地は思った以上に広く、樹木が多い神社でした。
亥年の時は参拝者は例年よりも増加する傾向があるのだそうです。