兵主大社

兵主大社(ひょうずたいしゃ)

御祭神
八千矛神(やちほこのかみ)

鎮座地
滋賀県野洲市五条



滋賀県最後に訪れたのは野洲市に鎮座する兵主大社でした。
本当は一の鳥居から歩く予定でしたが、ちょっと疲れていたので
二ノ鳥居からの参拝です...。

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参道を歩いて最初に目に付くのが足利尊氏の寄進と伝えられる朱塗りの楼門です。
この大きさで四脚門というのもバランスが悪いのですが、両翼廊でバランスが保たれています。

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樹木の種類が豊富で穏やかな感じの参道。

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3世紀後半ごろ、滋賀郡穴太(あのう)遷都にともない穴太に社地が設けられ、
さらに欽明天皇の時代に琵琶湖を渡って現在地に遷され、社殿が造営されたと伝えられています。
翼廊を備えた拝殿はとても優雅な姿をしていました。

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本殿は流造りのように見えますが、一間社の切妻造りでした。
偶然にも今回の滋賀県シリーズは切妻造りから始まり、切妻造りで締めたという事になりました。

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そして、こちらの狛犬には他で見ることが無い、ある現象が見られるのです。

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包帯でぐるぐる巻きにされているのです。
このように包帯を巻くことで参拝者の身体の痛みを和らげてくれるご利益があるのだそうです。
なんともユニークですが、初めて見た時びっくりしました。

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ようやく滋賀県シリーズが終りとなりました。
全体的に落ち着いた佇まいの神社が多く、貴重な文化財も数多く拝見できて
私にとっては充実した一日を過ごせました。    また来ようっと♪



おまけの写真
京都に帰る途中で見えた虹

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