尾張大国霊神社

尾張大国霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ)

御祭神
尾張大國霊神(おわりおおくにたまのかみ)

鎮座地
愛知県稲沢市国府宮

愛知県二日目となりました。
朝6:00に起床し、向かった先は尾張総社の尾張大国霊神社です。
一般には国府宮と呼ばれ、崇神天皇7年の創建と伝えられているのだそうです。



境内に車を停めて一の鳥居まで歩いて戻ったつもりで参拝したのですが、
この鳥居は二の鳥居だそうです...。この記事を書くまで気付かず。

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こうして見ると、社殿まではかなりの距離がある事が伺えます。
市街地に鎮座されているので、参道を何本かの道路が横切っているのです。

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途中で姿を現す太鼓橋

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三の鳥居は両部鳥居。
この辺りでようやく楼門の形を確認できるようになってきました。

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檜皮葺の屋根には薄っすらと霜が降りていて味わい深い姿が印象的。
国指定重要文化財だそうで、室町時代建築され、上部は江戸時代に改修されているそうです。

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実物を生で見たのは初めて~
蕃塀(ばんぺい)と呼んでおきますが、神様が門外のけがれたものを見ることがないようにとの心遣いとの見方や、
蕃塀マニア『http://banbeimani.exblog.jp/』によれば
蕃塀は、神社の一施設で、通常は参道上で拝殿の前に存在する短い塀である。「不浄除け」、「透垣」、「籬」
などとも呼ばれる。
正殿を直視しない(できない)ようにするとか、不浄なものの侵入を防ぐために造られたと思われる

との見解が記されております。

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手水舎も桧皮葺。
1月下旬の参拝なのでこの時間帯の手水はちょっと堪えました。

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手水口は何の形でしょうか?たぶん鈴だと思うのですが...。

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そして思ったとおり、尾張造りの拝殿でした。
建造物に統一感があって、良くまとまっていました。

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拝殿の奥行きはかなりのもの。
この地方独特の造りから新鮮な印象を受けました。

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参拝を終えると、ようやく日が昇ってきました。
この日の参拝の無事を祈願し、神社巡りを続けるのでした。

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こちらの神社では毎年旧暦1月13日に執り行われる「はだか祭り」が有名だそうです。