豊国神社

豊国神社(とよくにじんじゃ)

御祭神
応神天皇(おうじんてんのう)
神功皇后(じんぐうこうごう)

鎮座地
滋賀県東近江市池庄町


今度の神社は平地に鎮座されていて良かった
社号標の『厄除』の文字が気になりましたけど
豊国神社と聞いて関白秀吉公が御祭神のつもりで参拝です。

一の鳥居に掲げられている扁額が大きくて立派なのです。

ここに来て次第に雨が降り出してきてしまいました。
雨を避けながら、雨音の響く参道の端を歩いて行きます。

手水鉢は石を積んで作られてるいるのですが、奥にはみ出してしまってますね。

写真では分かりにくいのですが、拝殿の軒下をよく見ると『厄除八幡宮』の文字が．．．？？？
もしかして、八幡様ですか？

調べてみるとこちらは厄除け八幡さんとして親しまれているのだそうです。
その由縁は江戸時代初期から続く厄除大祭にあり、この地の領主で出羽国山形の城主・最上義智公が１月１９日を吉日として厄除けの祈願祭りを行ったことが起源だとか。

思わぬどんでん返しを食らいましたが、
本殿は三間社流造りのスタンダードな物
側壁に箒と塵取りを引っ掛けてちゃダメでしょう．．．

豊国神社が蓋を開ければ八幡様だったという初めての経験に、
先入観を持ってはいけないことを思い知らされた参拝でした。