調神社

調神社(つきじんじゃ)

御祭神
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
豊宇気姫命(とようけびめのみこと)
素盞嗚尊(すさのをのみこと)

鎮座地
埼玉県さいたま市浦和区


調神社は、第9代開化天皇の時の創建と云われている古社。
崇神天皇の勅命により、倭姫命が参向し清らかなる地を選び、神宮に献じる調物を納める倉を当地に建て、
初穂米や調収納所として定めたと云われております。という事は「租・庸・調」の調の事なんですね。

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狛犬ならぬ狛兎に出迎えられました。
ちょっと風化しちゃってますけど、丸みを帯びたかわいい形をしています。

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予想通りの兎の手水口
中世には調が月と同じ読みであることから月待信仰と結びつくようになり、
兎が神使とされたからなのでしょう。

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拝殿の反対側に建てられているのですが、何かわかります?下の方に『百度盤』と書かれています。
どうやら『百度石』と同じ役割のようですが、木製の物は初めてみました~。

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使い方は一度お参りするごとに木の板を反対側に向けていくとうスタイル。
一段に20枚づつあるので、五段で100枚の木板がはめ込まれています。

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社殿は本殿と拝殿が繋がった権現造り。
うまく撮れない。。。

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社殿には彫刻が施されておりまして、個人的に見ていて楽しいです。
向拝の龍の彫刻

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木鼻獅子

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やっぱりありましたね!小さい兎。

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稲荷社として祀られている旧本殿は一間社流造。
江戸時代中期に建てられた物だそうです。

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稲荷社なんですが、月と兎の彫刻が目立つところに彫られているのです。

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『つき』とい文字の語呂合わせがポイントなのですが、
『つき』は『ツキ』を呼ぶという事で勝負事は勿論、開運にも御利益がある事でも有名で
多くの参拝者が訪れるようです。