大宮氷川神社再訪

さいたま市大宮氷川神社にやってきました。
2000年以上の歴史をもつといわれ、大いなる宮居として大宮の地名の由来にもなった
日本でも指折りの古社なのです。

写真は三の鳥居ですが、一の鳥居から参道を歩くと、およそ2Kmの距離があります。

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三の鳥居をくぐり右手に見えるのは『額殿』です。
『絵馬殿』ちょっと違うのかな~という思いもありますけど、色々な額が納められております。
江戸時代後期に建てられたとあって、かなりの補強を施されている姿が痛々しい。。。

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その中の一枚で、『武蔵一ノ宮』と書かれた額が奉納されていました。
武蔵一ノ宮として厚い崇敬を受けており、正月は二百万人を越える参拝客を集めているのです。

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参道はご覧のように緩いカーブを描いているため、
正面に見える楼門の左半分がチラッと見える姿に気分が高まります♪ ←意味不明

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手水舎の前から楼門を見上げる角度で撮りました。

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正面に見るのは『舞殿』になります。
関東の神社では一般的にそう呼ばれることが多い建物ですが、関西では多くの場合『拝殿』と呼ばれています。
こういう配置で並べられているのは関東では数少ないと思います。

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氷川神社というと埼玉、東京に分布が集中していて、
近隣の神奈川・千葉・茨城にはあまり祀られていないという神社なのです。
農業用水としての役割が大きい半面、氾濫を起こす荒川の本流・支流域に氷川信仰が広まり
その数を増やしていったと思われます。

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拝殿内部から、その先に本殿が見えます。

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楼門をくぐった後、急に写真も薄暗くなりましたが、境内はこの様に木々で覆われている為なんです。

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私の記憶では鎌倉の鶴岡八幡宮と並び、参道の長い神社として印象が強く、
時間があれば、一の鳥居からゆっくりと歩いて参拝に伺いたいと思う一社なのです。