宗像大社

宗像大社

鎮座地
福岡県宗像市田島

御祭神
市杵島姫神


かみながらさんの推測どおりですが、宗像大社です。(笑)
宗像大社」は沖ノ島沖津宮(おきみや)、筑前大島中津宮(なかつみや)、
そして、今回、私が訪れた宗像市辺津宮(へつみや)の三社の総称であります。
ご祭神はそれぞれ沖津宮 : 田心姫神 , 中津宮 : 湍津姫神 , 辺津宮 : 市杵島姫神となっています。
日本各地に七千余ある宗像神社、厳島神社、および宗像三女神を祀る神社の総本社なのでした。


先ほどまで晴れ間が見えていたのに小雨がポツリと落ちてくる天気となってしまいました。
こちらは二ノ鳥居です。

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参道を進むと左手にどっしりと構えた手水舎が現れます。
この写真の様に石畳で手水舎に誘導されている場合はショートカットしづらい。。。

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手水舎の大きさから比較すると、やや小ぶりな手水鉢です。
流れ落ちる水を竹筒で受けているのが珍しかった。

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雨が...だんだん強くなってきたかな?
なんとか参拝が終わるまで持ちこたえて下さいと願うのでした~。

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天気の回復と交通安全の祈願をさせていただいた後は
チョットだけ雨宿りさせていただきます。


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拝殿前に並ぶ灯篭は土台の部分が石なんですね~。

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正面からだと気付かないのですが、切妻の拝殿は奥行きが長かったです。
本殿同様、重要文化財に指定されているそうです。

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その重要文化財の本殿は五間社流造で雄大な姿をしていました。

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遠くから見て、檜皮葺かな?って思いましたが、よく見ると、こけら葺きでした。
屋根のなだらかな曲線がなんとも言えません。

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本殿を囲むように沢山の末社が並んで祀られておりました。

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こちらは第二宮(右)と第三宮(左)です。※ていにぐう・ていさんぐうと読みます。
伊勢神宮の別宮である伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)・伊佐奈弥宮(いざなみのみや)の古殿で造営され、
第二宮が沖津宮沖ノ島)、第三宮が中津宮(大島)の御分霊をお祀りしています。
茅葺ではないところ以外は唯一神明造でそっくりでした。

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第二宮と第三宮で参拝をすませた後は【悠久の道】を歩き、高宮祭場へと向かいました。
こちらは鬱蒼とした中にあるので、雨も気になりません。

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神籬(ひもろぎ)・磐境(いわさか)とする古代祭場は宗像大神ご降臨の地と伝えられ
とても厳粛な雰囲気漂う場所でした。

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第二宮・第三宮・高宮祭場まで、足を伸ばし参拝したことで祈願した事が通じたのでしょうか。
このあと天気が驚異的な回復を見せるのですが、この時はまだ知る由もありませんでした。