筑後國 高良大社

高良大社(こうらたいしゃ)

御祭神
高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)
八幡大神(はちまんおおかみ)
住吉大神(すみよしおおかみ)

鎮座地
福岡県久留米市御井



福岡県久留米市高良山に鎮座する高良大社です。
二月の終りですが、九州北部は雪が降り、途中の道路も規制が掛かってましたが、なんとか到着です。

仁徳天皇55年(367年)または78年(390年)鎮座、履中天皇元年(400年)創建と伝えられ、
筑後国一の宮として厚く信仰されてきたそうです。

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下から見上げると気づかないのですが、階段に雪が積もっていて滑りやすかったです。
手摺も冷たくて触れなかったのを思い出します。

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唐破風の付いた屋根を持つ立派な手水舎

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雪の積もった社殿を見るなんて、ほとんど経験が無いので新鮮な気分でした。

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現在のご社殿は、久留米藩有馬家三代藩主有馬頼利公の寄進によるもので、
万治3年(1660)に本殿が、寛文元年(1661)に幣殿・拝殿が完成したそうです。
江戸初期の権現造で、幅約17m、高さ13m、奥行き32mで、神社建築としては、九州最大の大きさを誇ります。

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本殿を撮ろうとしたら、屋根から雪解け水が流れ落ちてきて、しぶきで濡れてしまいました。。。ちょっとだけ。

本殿の屋根も入母屋造で正統な権現造である事が分かります。
柿葺で、建立年次が明らかな社殿として、大変重要とされ、現在は国の重要文化財に指定。

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重機の無い時代に、これだけの社殿を山の上に建てるのにどれだけの労力が掛かったのでしょう?
やっぱり昔の人は凄いと思いました。