諏訪大社上社前宮再訪

思うところがあって諏訪にやってきました。
私が現在乗っている車で初めて遠征してやってきたのが諏訪大社です。
久しぶりにという事で再訪してみました。


諏訪大社は大きく上社と下社に分かれておりますが、
諏訪湖の南に鎮座する上社は前宮・本宮の二社、北側の下社は春宮・秋宮の二社で成り立ち
合計で四社で構成される規模の大きな神社ですよ。

イメージ 1





最初に訪れたのは前宮です。
四社の中でも一番自然と調和していて、静かな佇まいがお気に入りの神社です。

イメージ 2





参道を歩いて行くと最初に目に付く建築物は『十間廊』と呼ばれる物。
毎年 4月15日の「酉の祭」には、鹿の頭75が供えられたというグロテスクな一面も垣間見えるところです。
鹿といえば、あの武甕槌大神が祀られている鹿島神宮の神使ですが、
それを供えることが意味するものは何でしょう?

イメージ 6





続いての『内御玉殿』は諏訪明神の祖霊が宿るといわれる御神宝が安置されていた御殿。

イメージ 7





ちょっと生活道路っぽい道を歩きますが、すぐ先に社殿が見えて参ります。
こんもりとした丘の上に木々が覆い茂っている中に鎮座されております。

イメージ 8





一般に諏訪大社は本殿を持たないと云われておりますが、
ここ前宮には明らかに本殿と思える物が存在しています。
昭和七年に伊勢神宮の御用材を下賜 されて作られたものだそうです。
ここは諏訪信仰発祥の地であり、他の三社と違って諏訪造でもないので気にしないことにします。

イメージ 9





社殿前から振り返ると、ちょうど朝日が差し込んできてまぶしかったです。

イメージ 10





一之御柱

イメージ 3





水眼(すいが)と呼ばれる清流は、山中より湧き出て、前宮の神域を流れる御手洗川となり、
昔から御神水として大切にされてきたのだそうです。この日はちょっと水量が多目でした。
その先にあるのは二之御柱です。

イメージ 4





川のほとりに手水鉢が設けられているので、こちらでも手水を行えます。
ちなみに冷たくて気持ちよかったです。

イメージ 5


社地は広いのですが、周辺には田んぼや畑があったり、のどかな場所にあります。
諏訪大社の中では一番ゆっくりとくつろげるのでありました。

続いて本宮へと向かいます♪