高虫氷川神社

高虫氷川神社

御祭神
建速須佐之男命
大己貴命
奇稲田姫命


鎮座地
埼玉県蓮田市高虫


日帰り可能な範囲で埼玉県の神社を巡ってきました。
埼玉県はおよそ1年ぶりとなりますので、行く前から楽しみでした。

まずはブロ友の皆さんが訪れている高虫氷川神社からスタート。
通りから少し入ったところに鎮座されておりましたが、
この写真からは埼玉県の雰囲気が微塵も感じられません~(笑)

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望遠で撮ったからだと思うけど、拝殿がかっこよく撮れていてびっくり♪
瓦葺で、どっしりとした感じですね。

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一間社流造の本殿は覆屋に収められておりました。
(なお、蓮田市HPではなぜか権現造りに分類。)
この程度の物ならば鑑賞には差し支えありませんけど、筋交が邪魔かな。。。

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海老虹梁は龍の彫刻になってますね。
本来、高低差のある柱をつなぐ役目をしてるんですけど、ほぼ飾り状態だと思います。
他の部分で強度を補ってるんでしょうね。

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周囲に施された彫刻は二十四孝を題材としたもの。

【老莱子(ろうらいし)】=右下の人物です。
彼自身がかなりの高齢なのですが、健在な両親を喜ばせるために子供の様な振る舞いをしたそうです。

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【楊香(ようこう)】=下の人物
父子で山に入った時に虎に襲われるのですが、
私だけを食べて父を助けてくれと願ったら、虎が逃げ出したっていう話。

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閔子騫(びんしけん)】=うずくまってる人物
父が再婚して異母弟2人ができたが、継母は実子2人を愛し、継子の閔子騫を憎んでいた。
冬になると実子には綿入りの着物を与えたが、閔子騫には蘆の穂を入れた着物を与え、
閔子騫が寒さに凍えているのを見て、父が継母と離縁しようと言うと、
「母上が去られては、3人の子供は凍えます。私1人が凍えていれば、弟2人は暖かいのでどうか離縁しないで下さい」と言った。
継母はこれに感激し、以後は実母のように閔子騫を可愛がったという。

これが親孝行と呼べるのか疑問ですけど、そういう話ということで。。。

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二十四孝は良く使われる題材なのですけど、最後の閔子騫はメジャーな方ではありません。。。
そういった意味では良くぞチョイスしたと称えるべきかも。(笑)