高鳥天満宮

高鳥天満宮


御祭神
菅原道真


鎮座地
群馬県板倉町大高嶋

北関東の神社へ参拝の旅にやって参りました。
この辺りは久しぶりなので楽しみで仕方なかったです♪
最初は板倉町の高鳥天満宮へ~ 

民家に挟まれて窮屈な感じの参道を歩いて行きます。

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由緒によりますと、延喜元年(901年)道真公にお仕えしていた岩下勝之丞が随行を申し出ましたが、
道真公は行先の困難を思って随行を諦めさせ、御自ら画像を描かれると、これを私だと思えと与えたそうです。

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岩下は故郷である出羽国に戻りこれを守護しておりましたが、その後、
文暦元年(1234年)になって、後裔 岩下勝之進がこの画像を伴って京都北野天満宮に参詣の帰途、
この地に寄宿したところ、道真公が夢枕に立って、鳥が高く飛んで止まないこの地に祀るよう告げられ、
神社を創建し画像を安置したのが始まりだそうです。

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こちらの神社はブロ友の皆さんが伺っている神社なので、彫刻があることはリサーチ済み
さっそくですが、鑑賞させていただきましょう♪

懸魚には三人の仙人が彫られていました。
左から黄仁覧(竜に乗ってるのが一般的なんですが、ここでは飛竜でした。)
続いて、黄安仙人(亀に乗ってる)で、最後が鳳凰に乗ってる梅福仙人でした。

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鈴にピントが合ってしまいました。。。向拝の龍です。

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海老虹梁もっ!

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反対側もっ!
海老虹梁好きだったら、ぜひ見ておきたい一品だと思いました♪

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本殿は一間社流造で、社殿としては拝殿と本殿が繋がった権現造となっております。
やや小ぶりで控えめな本殿ですね。

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最後は天神様らしく『撫で牛』です。
授与された物を家に持ち帰り、願いを込め撫でた後、願いが叶ったら神社に返してもらうというものだそうです。
沢山返納されていましたので御利益があるのでしょうね。

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群馬県一社目を順調に参拝。
続いては同町内の雷電神社へと車を走らせるのでした~。