豊受大神宮別宮 月夜見宮 再訪


別宮にも御挨拶のため『月夜見宮』へやってきました。

御祭神の『つきよみのみこと』は古事記では【月読尊】、
日本書紀では【月夜見尊】と記されているらしいです。
一般的には農耕神として祀られ神仏習合時、月山での本地仏には
阿弥陀如来】が当てられていたと云います。

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市街地に鎮座されてるのですが、鬱蒼とした雰囲気が良いんですよね。

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こちらでは和御魂と荒御魂が一緒に祀られているのです。

日本書紀保食神が口から出した多くの食物を見て殺してしまうという
激しい一面は荒御霊によるものだったのかな。

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天照大神にそのことを報告すると、怒り出して姉弟喧嘩になり、
以降、昼と夜に分かれてしまった。。。

こちらの御神木が太陽からの光を受け止め、
遮ってるように感じるのは気のせいではなさそうです♪

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月読の神名は月を数えることに由来するとされ、
古代の農業において重要な指標であったそうです。
現代でも『十三夜講』・『二十三夜講』などを『月待ち』と称し、
供え物をし、ご馳走を食べて豊作を祈る民俗行事が各地に伝承されています。


次はもう一つの『つきよみのみや』という事で。