離宮八幡宮

離宮八幡宮

御祭神
応神天皇
神功皇后
酒解大神
比売三神


鎮座地
京都府乙訓郡大山崎町大山崎


高槻市を目指して走っていたのですが、
大阪府に入るちょっと手間に鎮座されてましたので(ギリギリ京都府)
立ち寄ってみました。

門構えは神社というよりは城郭のよう。


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貞観年間に神官が神示を受けて荏胡麻(えごま)油の製造が始まったことから、
日本における製油発祥地とされるそうです。

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また、幕末の元治元年(1864)「蛤御門の変」では長州藩駐屯所となり、
幕府・薩摩連合軍側の砲撃で焼失し、広大な境内は焼け野原となったんだとか。

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神社としては復興を果たしておりますが、
廃藩置県で境内西側を大阪府に割譲、更に境内北側は東海道本線開通のために
ささげ、境内は縮小の一途を辿って来たのだそうです。

大阪府との境目に鎮座する理由と、本殿裏を通る線路はそういう経緯だったんだ。

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とはいえ、社格は府社であるためか、境内社も数多くありました。

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このサイズで破風を付けた境内社はなかなか見かけないです。

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三間社の立派なものまであり、境内を賑やかにさせていました。

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何気なく立ち寄った神社でしたが、
激動の時代に翻弄された歴史を持っていたとは。。。

もう少し勉強してから伺うべきだったと反省しました。