鳥居いろいろ


年末という事でデータの整理をしています。
その中で、色々な鳥居に出迎えられたんだと思って調べてみたんですが、
思った以上に種類がある事に驚いています。。
記憶の整理も兼ねて一部紹介しようと思いますので~。


まずは【両部鳥居】個人的には好きな鳥居ですね。
本柱の前後にそれぞれ低い控え柱を設け、貫(ぬき)で連結したスタイルの鳥居。
真言宗が唱えた両部神道からきているという説があって、
神仏習合の神社に多いとされています。
写真は気比神宮の大鳥居で重要文化財

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【三輪鳥居】です。
三輪山御神体として祀る大神神社で有名な鳥居ですが、禁足地にあるので
見ることが出来ません。写真は東京都の牛島神社
両部鳥居が前後で支える柱があるのに対し、左右方向で支える鳥居。
写真の位置から右手を見るとスカイツリーが見えるはず(笑)

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【三柱鳥居】
明神鳥居を正三角形になるように組み合わせた鳥居です。
私も二回しか見た事ありません。
写真は京都の木嶋座天照御魂神社のものですが、
牛島神社近くの三囲神社にもあります。

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唐破風鳥居
笠木の部分がその名のとおり唐破風のように盛り上がってる鳥居。
京都御所内の厳島神社にあります。思った以上に低いのでぶつからないように~。

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皆さんご存知【伊勢鳥居】
私の中で神明系(笠木に反りがない)鳥居の中で正統派に分類されます。
貫が柱を突き抜けていないのが特徴です。

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【黒木鳥居】
正統派に分類していない方の鳥居です。(笑) 写真は京都府皇大神社
木を切ってそのまま鳥居にしてしまった最も原始的な姿の鳥居。
樹皮がそのまま残ってる分、耐久性はありそうです。
剥がしてしまうと、白木鳥居になりますね。

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【住吉鳥居】
見た目は明神系の鳥居ですけど、四角柱を使ってるのが特徴です。
でも、ここの鳥居は扁額が陶器製なのも注目ポイントなのです。
大阪府住吉大社

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車折鳥居】と呼んでいいものか・・・
京都府車折神社の鳥居でなんですが、見ての通りなんです。
笠木に屋根が付いているのは両部鳥居でも見かけますけど。。。

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肥前鳥居】
どっしりと構えた太い足が特徴の鳥居です。
肥前という名のとおり、九州でしか見かけないかな?
本州にあったら、見てみたいですね。  写真は福岡県の箱崎宮で撮りました。

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【山王鳥居】
日吉鳥居とも云われますが、その姿が手を合わせた様に見えることから
合掌鳥居と呼ばれる事もあるようで、日吉大社のものが有名です。

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まだまだ沢山あるんですが、この辺で終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。



本年度も参拝を続けてこれたのも
皆様の暖かいコメントがあったからこそだと思います。
今年もあと僅かとなりましたが、
お体に気をつけて良いお年をお迎えくださいませ♪

今年一年どうもありがとうございました。