松尾大社

松尾大社(まつのおたいしゃ)

御祭神
大山咋神(おおやまくいのかみ)
中津島姫命(なかつしまひめのみこと)

鎮座地
京都府京都市西京区嵐山宮町


梅宮大社から桂川を超えてやって来たのが松尾大社です。
二十二社の一社で、旧社格官幣大社

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しばし参道を進んでいくと二の鳥居があり、
よく見ると貫の下に何か吊るされているのに気づきます。
これは榊を吊るしたもので脇勧請(わきかんじょう)と呼ばれるものだそうで
月々の農作物の出来具合を占う太古の風習なのだそうです。
詳しくは分からないので質問はしないで下さいね。

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落ち着いた佇まいの楼門
江戸時代初期に建てられたそうです。

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手水口は甲羅がリアルな亀でした。
こちらの神社の神使なのだそうです。

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楼門の正面に建てられている桧皮葺の舞殿

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本殿は良く見えませんが「松尾造り」と呼ばれる両流れ造りとなっていて
重要文化財に指定。

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大宝元年(701)に、現在の地に社殿を営んだのが始まりとされ、
平安遷都後は王城鎮護の社として崇拝され、室町時代以降は醸造の祖神として、
酒造や醤油などの醸造業者の信仰を集めたのだそうです。
というわけで、こちらもお酒の神様ということになります。
上賀茂神社下鴨神社と並び、京都でもっとも古い社といわれています。